姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




彼は、エリアルに頭を下げた。

「博士は言っていた。

……『お前は、私の最後の希望だ。

どうか、あの人造人間を、壊してくれ。

ただし、あの化け物以外の人間を、

誰一人として傷付けてはならない』

……『もしそれを破れば、

お前はあれと同じになってしまうから』……」
 
情けなくて惨めで、とにかく苦しかった。

「……だけど、俺は結局……同じになってしまった。

博士が、一番望まなかったものに」