「……あいつの死体が、確認出来なかったんだ。 それどころか、逃げ延びた可能性があった。 その後何年も、その辺りには怪物が出没すると噂が絶えなかった……」 彼は、追い続けた。 『会えば分かる』と言われ、顔も見た事の無い一人目の怪物を。 彼は旅の途中何度も、色々な国で様々な厄介事に巻き込まれた。 しかし人だけは傷つけまいと、どんなに路銀に困った時も、 悪事には一切加担しなかった。