姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




彼は博士と別れてから、流浪の日々だった。
 
怪人の噂を信じて、赴いた先々で何度も落胆して。

「何度も何度もがっかりして……

いつも、怪人の存在はデマだったり人間の仕業だったりした。

でもある時、確かな情報があると聞いて行ったら、

それは博士が死んだ知らせと一緒に話になってて……」
 

それでも世界を彷徨い続けた彼の物語は、

孤独そのものだった。