しかし、フランケンシュタインは、 「そうか……」と呟くと、俺の頭から腕を下ろした。 「お前は……弟か何かか」 どうやら彼は、自分の勘違いに気付いたようだった。 そりゃそうだ。姉さんの声は、こんなに低くない。 (記憶を混同してただけかな……) 「えっと……そうだけど……」 「小夜子とそっくりだ」 ……言葉が続かない。