姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②

 


しかし、フランケンシュタインは、

「そうか……」と呟くと、俺の頭から腕を下ろした。

「お前は……弟か何かか」
 

どうやら彼は、自分の勘違いに気付いたようだった。

そりゃそうだ。姉さんの声は、こんなに低くない。

(記憶を混同してただけかな……)

「えっと……そうだけど……」

「小夜子とそっくりだ」
 
……言葉が続かない。