そうやって、俺達がぎゃーぎゃー騒いでいる時だった。 少し離れた場所に、むくりと起き上がる影があった。 フランケンシュタインだ。 (生きてたんだ……) 途端にエリアルの髪が一瞬ばっと逆立ち、 エリアルは再び『本気モード』になったが、 俺は咄嗟に待ったをかけた。