姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




エリアルは、早速ボールペンを片手に、書類と向き合った。


そして、記入欄を指で指し、


「小夜子、ここに書けばいいんだね?」


「そうよ」


(姉さん……そのくらい自分でやればいいじゃないかよ……)


でも、姉さんもエリアルを見て安心したように、別のプリントに取りかかっていた。