「でもまあ、一人暮らししてる子だって、 みんなこんなような思いしてるんだから、やるしかないか…!」 姉さんが意を決したように言うと、エリアルもほっとしたらしく、笑顔になった。 「そうだよ。頑張って、小夜子。 僕も出来る範囲で手伝うから」 「そう?じゃあ早速ここに大学の住所書いておいてくれる?」 「OK」 「ちょっと待ったー!!」