姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②



「でもまあ、一人暮らししてる子だって、

みんなこんなような思いしてるんだから、やるしかないか…!」


姉さんが意を決したように言うと、エリアルもほっとしたらしく、笑顔になった。


「そうだよ。頑張って、小夜子。

僕も出来る範囲で手伝うから」


「そう?じゃあ早速ここに大学の住所書いておいてくれる?」


「OK」


「ちょっと待ったー!!」