何度かエリアルにナイフや弾丸が当たりそうになって、 ハラハラしている時。 俺は無意識に、その辺の石に手を伸ばしていた。 それでどうするか。 そんな深い事までは考えていなかった。 とにかく、そうせざるを得なかったというか。