だが、音だけは凄かった。 とにかく爆音、爆音、爆音の嵐だった。 鼓膜が潰れそうになり、俺は手で両耳を押さえた。 二人が暴れまわり、厚く堆積した埃が舞い上がり、リアルに火花が散る。 火薬の臭いが立ち込め、つんと鼻についた。 日本は、第二次世界大戦が終わっていくらか平和になったはずで、 勿論銃火器類なんて、 警察などの特殊機関しか所持も使用も許されていない。