姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




腕も脚も、機械をはめ込んでいるのでもなく、

機械そのものに挿げ変わっている。

こんな無茶をすれば、すぐにガタが来るだろうに。
 
しかし、同情するつもりはなかった。
 
何しろ自分も小夜子も、彼に殺されかかったのだ。

特に小夜子に関しては、間に合わなければ永遠に後悔をし続ける事になるところだった。
 
エリアルはすうぅと無表情になり、上着をばさりと脱ぎ捨てた。
 


それがそのまま、始まりの合図になった。