腕も脚も、機械をはめ込んでいるのでもなく、 機械そのものに挿げ変わっている。 こんな無茶をすれば、すぐにガタが来るだろうに。 しかし、同情するつもりはなかった。 何しろ自分も小夜子も、彼に殺されかかったのだ。 特に小夜子に関しては、間に合わなければ永遠に後悔をし続ける事になるところだった。 エリアルはすうぅと無表情になり、上着をばさりと脱ぎ捨てた。 それがそのまま、始まりの合図になった。