姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




散々注意したつもりで、もう大丈夫だと顔を上げる度に、

「わわわ……。――ギャオス!」

縁石に乗り上げて、引っ繰り返りそうにもなった。

ガッシャ!

「痛えっ……!」


だけど、それでも追うのを止めなかった。


(……ここで諦めたら、エリアルに負ける)
 

どうしても、そう思えてならなかった。