姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②

 


俺は再び靴を履き直し、外へ出た。
 
鍵をかける時に、ふと思い出した。

(そういや、エリアル今何してんだろ……)
 
妙に家の中が静かなのが気にかかったが、

これで俺が奴を刺激して、姉さんにまたちょっかいを出されては敵わないので、

放っておくことにした。
 


しかし俺はこの後しばらくして、エリアルの不審な姿を見ることになる。