姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②



言いながら、河合はケースから注射器を取り出し、

剣太の首筋に針を打った。
 
彼は、抵抗できないまま、ただそれを受け入れるしかなかった。
 
ぐにゃりと歪む視界。忽ち、現実と記憶が曖昧になる。


「いい夢を見るんだな……化け物」


もう何を言われたのかさえ、よく分からなかった。