「やっと接触があったようだな」 それが何のことを指すのかは、言わなくても分かり切っていた。 「吸血鬼か……」 剣太は、眉に皺を寄せた。 憎い、エリアルの顔が浮かぶ。 「だが、仕留められはしなかった。何故だ?」 「お前には関係無い」 「あるさ。それに、薬を飲まなかった理由もきちんと言え。 怪我をした時は必ず飲むように、と言ったのを忘れたのか」