姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




「やっと接触があったようだな」
 
それが何のことを指すのかは、言わなくても分かり切っていた。

「吸血鬼か……」
 
剣太は、眉に皺を寄せた。

憎い、エリアルの顔が浮かぶ。

「だが、仕留められはしなかった。何故だ?」

「お前には関係無い」

「あるさ。それに、薬を飲まなかった理由もきちんと言え。

怪我をした時は必ず飲むように、と言ったのを忘れたのか」