「もう、孝。お菓子ばっかり食べて。

何か作ろうか?」

「いいよいいよ姉さん。いいから寝てて」

丁度起きて来た姉さんが、

「だって、ここ何日か孝まともな物食べてないじゃない」

台所で鍋を片手に主張していた。

しかし、

「ひぶっしゅ!うがーっ……」

「ほら、まだそんな変なくしゃみ出てるんだから駄目だよ」