姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




「じゃ、失礼します」

「タカちゃーん!

何で帰っちゃうんだよ、タカちゃーん!」
 

豊丸の声が、頭にキンキン響いて不快だった。
 
俺は豊丸に、問い質す余裕もなく(勇気もなく)、

委員長の言葉に弄ばれていた。
 

うぐぐ……余計な事で、俺の頭の中を掻き回さないでくれ。

 
俺は荷物をまとめて、逃げるように学校を後にした。