だが、計四回俺は額にペンを刺し、 最後の一撃があまりにも鋭かったために、 保健室に絆創膏を貰いに行かなければならない深手を負った。 「あーら葉山くぅん!元気ぃ? ううん、あなたじゃなくてあの外国の方~!」 でっぷりとした体型の保健医、水上由月。 名前だけ可愛い水上由月。 彼女は、巨大なゆで卵から手足が生えたような体をくねらせながら、尋ねた。 「さあ……? 額切ったんで絆創膏下さい。 あと死ぬほど頭痛いんでベット貸してください」