姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②

 


だが、計四回俺は額にペンを刺し、

最後の一撃があまりにも鋭かったために、

保健室に絆創膏を貰いに行かなければならない深手を負った。

「あーら葉山くぅん!元気ぃ?

ううん、あなたじゃなくてあの外国の方~!」
 

でっぷりとした体型の保健医、水上由月。

名前だけ可愛い水上由月。
 

彼女は、巨大なゆで卵から手足が生えたような体をくねらせながら、尋ねた。


「さあ……?

額切ったんで絆創膏下さい。

あと死ぬほど頭痛いんでベット貸してください」