ちゃんと返事をするのも億劫になっていた。 そうだ、このままちょっと寝ていよう。 さもないと授業中に睡魔がやってくる……。 だが、委員長はそれを許してはくれなかった。 「なあなあ」 委員長は、俺の後頭部を指先でゴツゴツ叩いた。 「んだよ」 「ここんとこ、立て続けに豊丸が手作りお菓子持ってくるよな」 「ああ、そうだねー」 「何でだか分かるか?」 「知らねー」