全身の力を込めて、俺は扉を閉めた。 鍵と、チェーンもしっかりかける。 外に残されたエリアルは、やれやれと肩をすくめた。 あのくらい、挨拶にも入らないと思うし、 僕の国じゃ普通だったんだけどなあ……。 日本人が固いのか、 あの二人が照れ屋過ぎるのか、 いまいちエリアルには分からなかったが、彼は仕方なく外へ回った。