姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




傘を差している時は、まだ良かった。

雨の日に歩いているのは先を急ぐ人ばかりで、

あまり他人の姿など見ないだろうから。


だが電車の中は、本当に恥ずかしくて仕方が無かった。


『刺さる視線』というものを、初めて知った。


車両内の人間全てが、自分を見て笑っているような気がした。


というか実際、そうだった。