姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




その頃、孝は。

……恥をかいていた。

歩けばどこへ行っても、くすくす笑い声が聞こえる。

俺は唇を噛み締め、顔が赤くなるのを堪えながら、後悔していた。


問題は、俺が提げていたフリルのバッグにある。


これこそが今日の目的でもあるのだが、

自分の考えの足りなさに、俺は幾度目かの溜息を吐いた。