「でも、もうゆっくりお休み、小夜子。 今、しばらくは」 すると、小夜子はひょこっと赤い顔を出して、 ぶすっとした不機嫌な様子で口を尖らせた。 「……おやすみ」 そして、二度目の不意打ちは食らうものか、 と言わんばかりに、再び布団に潜り込んだ。 エリアルは、そんな忙しそうに反応を示す小夜子を、 心から可愛らしいと思った。