小夜子はしばらくの間、布団の中でごそごそと動き回り、 「ぐおーっ」と暴れていた。 「あはは、君は元気な女の子だね」 エリアルが笑うと、喉が限界だったのか、 小夜子が苦しそうに咳き込んだ。 「……あんたの所為よー……」 小夜子が抗議すると、エリアルは涼しい顔で、 布団……小夜子の頭があるであろう場所を、 静かにぽんぽんと叩いた。