姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②

 


そう言うと、エリアルは彼女の前髪をすいっと撫で上げ、額に唇を当てた。
 
小夜子の目が、驚きに大きく開かれた。

「おまじない」
 

吸熱シート越しの口付けだったが、エリアルはからかうように笑った。
 

しかし、

「……あれ?

大丈夫かい小夜子、顔が赤く……」

「何考えてんのよ馬鹿ーっ、


あっちいけーっ!」
 

小夜子は、頭まで布団を被り、ごろりと蓑虫状態になった。