「ああ、ごめん! さっきまで氷触ってたから……」 エリアルが慌てて手を離すと、小夜子はすぐに笑った。 「ううん。 冷たくて、気持ちいいって言いたかっただけ。 ……どうしたの?」 「いや、枕取り替えに来ただけだよ」 エリアルの様子を見て勘違いをした彼女は、申し訳なさそうに呟いた。 「ごめんね……今、 血、あげられないかも……」 「だから、違うってば。 そんなんじゃないよ……!」