ノックをしても返事は無かったが、エリアルはそっとドアを開けた。 小夜子は、羽毛布団に包まって、すやすやと眠っていた。 エリアルは、小夜子を起こさないように彼女の頭を持ち上げ、枕を替えた。 砕き過ぎた即席氷枕は、良い具合に小夜子の頭を沈めた。 結果オーライだ。 小夜子は、赤い顔をしていた。