袋の中の氷は、霰よりも細かくなっていた。 かき氷の一歩手前くらいだ。 ここまで砕くつもりはなかった。 だけどまあ、タオルでくるんでしまえば一緒だろう……。 念の為エリアルは袋を二重にし、 更にタオルで包み、それを抱えて小夜子の部屋に向かった。 「小夜子、入るよ」