しかし、今となっては大恩のある人物だった。 時々、逢いたくなる。 何せ、実の両親よりも、長い時間を共に過ごしたのだ。 もっとも、随分前に死んでしまったのではあるが。 「ふぅ………――あっ」 そこでエリアルは、はっと我に返った。