姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




吸血鬼はまず名乗り、状況が飲み込めていないエリアルに対し、

いきなり「同族になって貰った」という、

身勝手な事実を突き付けた。



一体何故、僕を吸血鬼になんかしたんだ……。



涙を堪えてエリアルが問うた時、その吸血鬼は無責任にけらけらと笑い、


「気分」
 

と、元気良く叫んだ。
 

……憎むべき、吸血鬼である。