吸血鬼はまず名乗り、状況が飲み込めていないエリアルに対し、 いきなり「同族になって貰った」という、 身勝手な事実を突き付けた。 一体何故、僕を吸血鬼になんかしたんだ……。 涙を堪えてエリアルが問うた時、その吸血鬼は無責任にけらけらと笑い、 「気分」 と、元気良く叫んだ。 ……憎むべき、吸血鬼である。