姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




すると、委員長はいそいそと携帯電話を取り出し、


瓦煎餅のようなクッキーをカメラに収めて、にやりと笑った。



俺はクッキーの包みを解きながら、



「それにしても……これ作って来たって事は、


豊丸は事前に、自分が俺達とクラス離れてるって、



分かってたって事だよな。


何でだろ……」