姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




今の彼にとってそれは、使命とも言うべき事柄だった。


エリアルは、壁に吊されたビニールを一枚破り、

もう一度冷凍庫を開けた。


製氷皿には、いつ作ったのか分からない氷が入っていた。

まだまだ寒い季節。

これを取っておいても、きっと食べる事は無いだろう。


エリアルはビニールの中に氷をぶちまけ、

その上からがっすんがっすん、拳骨で氷を砕き始めた。