今の彼にとってそれは、使命とも言うべき事柄だった。 エリアルは、壁に吊されたビニールを一枚破り、 もう一度冷凍庫を開けた。 製氷皿には、いつ作ったのか分からない氷が入っていた。 まだまだ寒い季節。 これを取っておいても、きっと食べる事は無いだろう。 エリアルはビニールの中に氷をぶちまけ、 その上からがっすんがっすん、拳骨で氷を砕き始めた。