姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




(きっと、歳取っていったら、

もっと痛くなってくんだろうな……今更だけど)


駅に着き、俺は傘を閉じた。



一方その頃エリアルは、冷凍庫を漁っていた。


「………無い」


あると思っていたものが、存在していなかった。

彼は不機嫌そうに冷凍庫を閉じ、

孝の言葉を頭の中で繰り返した。


『枕の保冷剤替えるところまでだ』


(あんなにはっきり言ってたくせに……)