「じゃあ、姉さんを頼んだよ。 冗談抜きで」 「はいはい」 手を振るエリアルに背を向けて、 俺は外に出た。 どしゃ降りだった。 (……まあ、いっか。 言い出したの俺だし) とにかく、何でもいいから、 姉さんの為になる事をしてあげたかった。 これも一種の庇護欲なんだろうか。