姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




“エリアルの本気モード”

俺は、勝手にそう呼ぶ事にしている。

本人は今、目の色が変わっている声に、

気付いていないようだった。


だけど多分、エリアルは後悔しているからそうなっているのだ。

きちんと、力が出せなかった事や、

姉さんを泣かせてしまった事……。


(姉さんはそこまで言ってはいなかったが、

昨日の化粧の崩れ具合を見れば、

泣いたのは明白だった)