「俺が取りに行こうか?」 「いいや……遺失物扱いになってるだろうし」 「え、でも…… 不便だし嫌じゃない? 俺やっぱ行くよ」 「……じゃあお願い」 俺は、姉さんに簡単に乗り換えの説明をして貰い、 靴紐を締めた。 「僕もついて行こうか?」 エリアルが、俺の後ろにいた。 「いや、別にいい。 お前は姉さんの世話してて」