次の日の土曜日。 雨は、夜からずっと降っていた。 外も薄暗くじめじめしていて、朝からうんざりするような気温で、そして。 姉さんは、すっかり風邪を引いてしまった。 あまりにも疲れ過ぎていたのか、それともやはり体を冷やし過ぎたのか。 姉さんは赤い顔をして、ぐったりとなっていた。 「大丈夫かい、小夜子……」 エリアルが、心配そうに姉さんを覗き込んだ。 エリアルはといえば、一番眠っただけで、 昨日の様子が嘘のように回復していた。 くそ、やっぱ何だかんだで頑丈だな、こいつ。