俺はその間に、やかんでお湯を沸かした。 熱いお茶でも飲めば、体も温まるだろう。 しかし、姉さんは洗面所から出ても、リビングに戻って来なかった。 「姉さん……?」 呼ぶと、姉さんが慌てて返事をした。 「あ、ちょっと来ないで。 今、全裸だから」 「全裸って……」 (せめてタオル巻くとか……!) 「あと、私このまま着替えて寝ちゃうね。 悪いけど、夕飯は一人で何とかしてね。おやすみ」 「お茶淹れたんだけど」 「ごめんね、いいや。……じゃ、おやすみ」 「………」