姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




(馬鹿、馬鹿、馬鹿、……本当に私は馬鹿だ)


小夜子は、唇を噛んだ。


殺し屋、殺し屋、殺し屋……なんて物騒で、非現実的な響き。


だがドラマに、映画に、物語に、現実に存在するのだ。


それが、剣太だったら……?


現に、彼は確かに「吸血鬼」と言っていたではないか……。


考えるだけで、身震いがした。


(とにかく逃げなきゃ……もし捕まったら、エリアルに何かあったら……)