姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




(どうしよう……ていうか、外に出ちゃえばよかったな。

何で建物の中逃げてたんだろ……)
 

でも今からでも、遅くは無いかもしれない。
 

小夜子は、頭上にある窓を見た。
 

どんよりと、曇っている上……このままでは、どんどん暗くなってしまう。


雨でも降ってきたら、最悪だ。


逃げるなら、今だ。


しかし、足が動かない。



(携帯……駄目だ。


さっき鞄と一緒に、どっかほん投げて来ちゃった……)