姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




小夜子は、やっと何度か口を利いた女子と、アドレスを交換する事に成功した。
 

そして、その時に剣太が目に入り、反射的に彼を呼び止めていた。
 

あ……とは、思った。
 

剣太は、不機嫌そうに振り返り、


「……何?」
 

ひどく迷惑そうに、ぶっきらぼうに言った。


「あの……ね、携帯のアドレス教えてくれないかな……」
 

てっきり、断られると思っていた。