姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




エリアルは書類の封筒を抱え、お年玉として貰った一万円札をポケットに仕舞った。
 

だが、外に出てから鍵を持っていない事に気付いた。
 
いちいち取りに戻るのが面倒だった彼は、指をパチンと鳴らした。
 

――ガッチャ
 

鍵が閉まる音がした。

よし、このくらいの力なら使えそうだ。


一応確かめるが、ちゃんと施錠されていた。


「……さてと、行ってきますか」