姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




(これは……行くしかないな)
 

昼間なので、飛ぶ事は出来無さそうだったが、

(第一、飛んだら嫌でも一目に付く)幸い大学の場所なら分かっている。


小夜子と一緒に、電車を乗り継いだ記憶が蘇る。


孝や小夜子が帰ってくるまでパジャマでいるつもりだったのだが、


エリアルはそのまま部屋に戻ると、なるべく目立たないような服を探した。



クローゼットの中には、春物がそれなりに揃っている。


二人の両親が帰国していた時に、母親に、


「まあまあ、服が一着しか無いなんて!駄目よそんなんじゃ!」
 


と言われ、買って貰った物だ。