姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②

 


だが、今は一人ではない。


守るべき、大切なものを見付けた。

だから、エリアルにとっては、何気ない日常の一つ一つが、幸せなのだった。


(それにしても、小夜子は大変だなあ。

……大学、か。

昔は、ほんの一握りの金持ち坊ちゃんの行く場所だったってのになあ……)


ビスケットを食べ終え、袋をゴミ箱に捨てた時、


ふとテレビの上に置かれた紙に気付いた。


それは、大学の書類だった。