姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




(ああ……孝の所為だこれ。


あれほど密閉タッパーに入れておけって言ったのに……)


だが、構わなかった。
 

むしろ、そう思える事が何となく嬉しかった。
 

やっと、家族が出来た。そう思えた。
 

長い間、一人だった。


ふらふらと彷徨いながら、何も考えずに生きていた。
 

寂しい事すら忘れていた。