姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②

 


エリアルは、棚からビスケットの袋を出した。
 

今日の食事は、これだ。
 

出会ったばかりの時、小夜子は毎食単位で吸血が必要なのだと勘違いし、


「どうしよう……私が学校行ってる時は無理だよね。


献血車かどっか襲撃して、血のパック手に入れて来ようか!?」


と言っていた事を思い出した。


「一応、少しなら普通の食事も出来るんだよ」


と話すと、ぎょっとされ、「吸血鬼」としての存在価値を疑われたが、


今となっては微笑ましい思い出だ。