姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




エリアルは、テーブルの上に放り出されたままだった新聞を手に取ると、


適当にぱらぱら捲ってみた。


政治家の汚職や食品の偽装問題……殺人事件に交通事故。


今日の新聞は昨日とあまり変わらない。
 


そう思うのはこれで何度目になるのだろうか。


いまいち、時間の流れというものが未だに掴めない。


(まあ、そうだよなー……適当にふらふらしてる間に、


第一次世界大戦は始まるし、いつの間にか第二次世界大戦になってるし、


お陰であの時は国同士がギスギスしてて、


ヨーロッパにいるしかなかったんだよねえ……)