顔面が半分吹き飛ばされていたらしく、そこだけ全く別人の顔になっていた。 その所為で、記憶も曖昧になってしまった。 上手く培養すれば再生するはずだった体は、所々縫い傷が残り、 千切れて無くなっていた部分全てが、ダイレクトに継ぎ足されていた。 博士は、自分を醜くしないように、創った。 それなのに、それなのに……。 だが、彼は耐えた。 剣太という名前を名乗るようにもした。 それ以外に、博士の使命を貫く方法が、もう無かった。