姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②

 


剣太は、ほとんど床に崩れ落ちるように、座り込んだ。


そのまま、床に落ちている毛布を手繰り寄せる。


 

いつも、布団代わりに使っている、唯一の寝具。
 

それに包まると、彼は胎児のように体を丸くして、目を閉じた。


そして、思い出していた。


遠い遠い、過去の記憶。



その渦に巻き込まれるように、どんどん体は気だるくなっていく。