私は、押し倒された姿勢から、上体を起こして、龍太にキスした。 ずっと、できないと思ってた。念願の自分からのキス。 龍太が、にやっと笑う。 「梨桜、これからもよろしくな」 龍太の言葉に、私は頷いた。 夢みたいだけど、夢じゃない。 大好きな人は私の目の前で眩しすぎる笑顔を浮かべている。 龍太はどうしようもなく変態で、プレイボーイで、生意気で、俺様な私の幼なじみだけど、でもそんなところも含めて私は、龍太のことが―― 大好きだよ。