ドアの閉まる振動で、部屋が震えた。 「龍太ぁぁ!!梨桜ちゃんと仲直りしていらっしゃい!」 母さんが言うが、俺は気にしない。 俺は背伸びした。 ベッドの上には、リラックマのぬいぐるみ。 去年の梨桜の誕生日にあげようとして、あげれなかったプレゼント。 「仲直りするまで、夕食なし!!」 んでそうなるんだよ。 俺は、天井を見上げた。 梨桜は蓮とくっついた。俺は梨桜から手を引く。 それでいいんだ。 なのに、そう思えば思うほど、胸が痛くなった。